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第6章 準2級 場合の数・確率

—— 場合の数と確率 第1〜9章の「集合の要素の個数・順列・組合せ・確率・条件付き確率・期待値」を、数検準2級の出題形式で ——

数検準2級の「場合の数・確率」の類題です。集合の要素の個数と約数の個数、順列・円順列・組合せ・同じものを含む順列、組分けと最短経路、確率の基本と余事象、独立な試行と反復試行、条件付き確率と原因の確率、期待値までを20問にまとめました。2次(数理技能)では、「並べるか選ぶか」を先に決めてから式を立てること、確率の分母(同様に確からしい全体)を最初に宣言すること、場合に分けたら「排反だから足す」「独立だからかける」と根拠を書き添えることを練習します。

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未回答 20× 0○ 01か月定着 0

出題のポイント

この章で使う道具(場合の数と確率 第1〜9章)
  • 集合の要素の個数:n(A∪B)n(A \cup B)=n(A){}= n(A)+n(B){}+ n(B)−n(A∩B){}- n(A \cap B)。3つの集合では、2つずつの共通部分を引いて3つの共通部分を足します。「44 と 66 の両方の倍数」は積の 2424 ではなく最小公倍数 1212 の倍数です。
  • 約数の個数と総和:NN=paqbrc{}= p^a q^b r^c なら、個数は (a+1)(b+1)(c+1)(a + 1)(b + 1)(c + 1)、総和は 3 つの和 11+p{}+ p+⋯{}+ \cdots+pa{}+ p^a,11+q{}+ q+⋯{}+ \cdots+qb{}+ q^b,11+r{}+ r+⋯{}+ \cdots+rc{}+ r^c の積。
  • 順列 nPr{}_n\mathrm{P}_r=n!(n−r)!{}= \dfrac{n!}{(n - r)!}、円順列 (n−1)!(n - 1)!(1つを固定する)、重複順列 nrn^r。
  • 組合せ nCr{}_n\mathrm{C}_r=n!r! (n−r)!{}= \dfrac{n!}{r!\,(n - r)!}。順番の違いが別の結果になるなら順列、ならないなら組合せ。
  • 組分け:人数が同じ組が kk 個あり、組に区別がないときだけ k!k! で割ります。同じものを含む順列は n!p! q! r!\dfrac{n!}{p!\,q!\,r!}、碁盤の目の最短経路は p+qCp{}_{p+q}\mathrm{C}_p。
  • 確率 P(A)P(A)=n(A)n(U){}= \dfrac{n(A)}{n(U)}(見分けのつかないものも区別して数える)。余事象 P(A‾)P(\overline{A})=1{}= 1−P(A){}- P(A)、加法定理 P(A∪B)P(A \cup B)=P(A){}= P(A)+P(B){}+ P(B)−P(A∩B){}- P(A \cap B)。
  • 独立な試行はかけ算、反復試行は nCk pk(1−p)n−k{}_n\mathrm{C}_k\, p^k (1 - p)^{n - k}。
  • 条件付き確率 PA(B)P_A(B)=P(A∩B)P(A){}= \dfrac{P(A \cap B)}{P(A)}、乗法定理 P(A∩B)P(A \cap B)=P(A)PA(B){}= P(A)P_A(B)。
  • 期待値:とりうる値 xkx_k とその確率 pkp_k で x1p1x_1 p_1+x2p2{}+ x_2 p_2+⋯{}+ \cdots+xnpn{}+ x_n p_n。

この章の問題は、「何を区別し、何を分母にするか」を最初に言葉で決めておくと、式の立て方で迷わなくなります。

類題(全20問)

難易度マークは ★=基礎、★★=標準、★★★=難問です。★から順に取り組みましょう。

問1 ★

11 から 500500 までの整数のうち、44,66,1010 の少なくとも1つで割り切れるものの個数を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

184184 個

解説

44,66,1010 の倍数の集合を AA,BB,CC とします。2つずつの共通部分は、積ではなく最小公倍数 1212,2020,3030 の倍数、3つの共通部分は 6060 の倍数です。

  • n(A)n(A)=125{}= 125,n(B)n(B)=83{}= 83(500÷6500 \div 6=83{}= 83 余り 22),n(C)n(C)=50{}= 50
  • n(A∩B)n(A \cap B)=41{}= 41(500÷12500 \div 12=41{}= 41 余り 88),n(A∩C)n(A \cap C)=25{}= 25,n(B∩C)n(B \cap C)=16{}= 16(500÷30500 \div 30=16{}= 16 余り 2020)
  • n(A∩B∩C)n(A \cap B \cap C)=8{}= 8(500÷60500 \div 60=8{}= 8 余り 2020)
n(A∪B∪C)\displaystyle n(A \cup B \cup C)=125\displaystyle {}= 125+83\displaystyle {}+ 83+50\displaystyle {}+ 50−41\displaystyle {}- 41−25\displaystyle {}- 25−16\displaystyle {}- 16+8\displaystyle {}+ 8=184 個‾\displaystyle {}= \underline{184 \text{ 個}}
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問2 ★

600600 の正の約数の個数と、その総和を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

個数 2424 個,総和 18601860

解説

600600=23×3×52{}= 2^3 \times 3 \times 5^2 です。約数は 2a×3b×5c2^a \times 3^b \times 5^c(00≦a{}\leqq a≦3{}\leqq 3,00≦b{}\leqq b≦1{}\leqq 1,00≦c{}\leqq c≦2{}\leqq 2)の形なので、

  • 個数:(3+1)(1+1)(2+1)(3 + 1)(1 + 1)(2 + 1)=24{}= 24
  • 総和:11+2{}+ 2+4{}+ 4+8{}+ 8=15{}= 15,11+3{}+ 3=4{}= 4,11+5{}+ 5+25{}+ 25=31{}= 31 の積で、15×4×3115 \times 4 \times 31=1860{}= 1860

よって 個数 24 個,総和 1860‾\underline{\text{個数 } 24 \text{ 個,総和 } 1860} です。

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問3 ★

先生1人と生徒 55 人が円形のテーブルに座ります。生徒 A\mathrm{A},B\mathrm{B} が先生の両隣に座る座り方は何通りあるか求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

1212 通り

解説

円順列なので、先生の席を固定して考えます。先生の両隣の2席に A\mathrm{A},B\mathrm{B} を座らせる方法は 22 通り、残りの 33 席に残りの生徒 33 人を座らせる方法は 3!3!=6{}= 6 通りです。

2×6\displaystyle 2 \times 6=12 通り‾\displaystyle {}= \underline{12 \text{ 通り}}
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問4 ★

男子 55 人と女子 44 人の中から 44 人を選びます。男子 55 人の中には A\mathrm{A} がいます。A\mathrm{A} を含み、女子を少なくとも1人含む選び方は何通りあるか求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

5252 通り

解説

A\mathrm{A} を先に選んでおき、残りの 88 人から 33 人を選ぶ方法は 8C3{}_8\mathrm{C}_3=56{}= 56 通りです。

このうち女子を1人も含まないのは、A\mathrm{A} 以外の男子 44 人から 33 人を選ぶ 4C3{}_4\mathrm{C}_3=4{}= 4 通りです。

56\displaystyle 56−4\displaystyle {}- 4=52 通り‾\displaystyle {}= \underline{52 \text{ 通り}}
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問5 ★

TOTTORI\mathrm{TOTTORI} の 77 文字をすべて使って1列に並べます。(1) 並べ方は全部で何通りあるか求めなさい。(2) 両端がどちらも T\mathrm{T} である並べ方は何通りあるか求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 420420 通り (2) 6060 通り

解説

77 文字は T\mathrm{T} が 33 個、O\mathrm{O} が 22 個、R\mathrm{R},I\mathrm{I} が 11 個ずつです。

(1) 7!3! 2!\dfrac{7!}{3!\,2!}=504012{}= \dfrac{5040}{12}=420 通り‾{}= \underline{420 \text{ 通り}}

(2) 両端に T\mathrm{T} を置くと、間の 55 か所に T\mathrm{T},O\mathrm{O},O\mathrm{O},R\mathrm{R},I\mathrm{I} を並べることになるので 5!2!\dfrac{5!}{2!}=60 通り‾{}= \underline{60 \text{ 通り}}

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問6 ★

大小2個のさいころを同時に投げ、大のさいころの目を aa、小のさいころの目を bb とします。ab\dfrac{a}{b} が整数になる確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

718\dfrac{7}{18}

解説

目の出方は 3636 通りで、これらは同様に確からしいです。ab\dfrac{a}{b} が整数になるのは bb が aa の約数のときなので、aa ごとに bb の個数(aa の約数の個数)を数えます。

aa123456
bb の個数122324

合計 1414 通りなので、確率は 1436\dfrac{14}{36}=718‾{}= \underline{\dfrac{7}{18}} です。

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問7 ★

55 人が1回だけじゃんけんをします。どの人も、グー・チョキ・パーを同様に確からしく出すものとします。あいこになる確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

1727\dfrac{17}{27}

解説

手の出し方は 353^5=243{}= 243 通りで、これらは同様に確からしいです。あいこの余事象は「ちょうど2種類の手が出る(勝負が決まる)」ことです。

2種類の手の選び方は 3C2{}_3\mathrm{C}_2=3{}= 3 通り、その2種類だけで出す 252^5 通りから「全員が同じ手」の 22 通りを除いて 3030 通りなので、勝負が決まる出し方は 3×303 \times 30=90{}= 90 通りです。

1\displaystyle 1−90243\displaystyle {}- \frac{90}{243}=1\displaystyle {}= 1−1027\displaystyle {}- \frac{10}{27}=1727‾\displaystyle {}= \underline{\frac{17}{27}}
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問8 ★

1個のさいころを 66 回投げるとき、33 の倍数の目がちょうど 22 回出る確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

80243\dfrac{80}{243}

解説

1回の試行で 33 の倍数の目(33,66)が出る確率は 13\dfrac{1}{3} です。反復試行の確率より

6C2(13)2(23)4\displaystyle {}_6\mathrm{C}_2 \left(\frac{1}{3}\right)^2 \left(\frac{2}{3}\right)^4=15×19×1681\displaystyle {}= 15 \times \frac{1}{9} \times \frac{16}{81}=80243‾\displaystyle {}= \underline{\frac{80}{243}}
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問9 ★★

組に区別はないものとして、99 人を 33 人ずつ 33 つの組に分けます。(1) 分け方は全部で何通りあるか求めなさい。(2) 99 人のうち特定の2人 A\mathrm{A},B\mathrm{B} が同じ組に入る分け方は何通りあるか求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 280280 通り (2) 7070 通り

解説

(1) まず組に P\mathrm{P},Q\mathrm{Q},R\mathrm{R} と名前をつけて分けると

9C3×6C3×3C3\displaystyle {}_9\mathrm{C}_3 \times {}_6\mathrm{C}_3 \times {}_3\mathrm{C}_3=84×20×1\displaystyle {}= 84 \times 20 \times 1=1680 通り\displaystyle {}= 1680 \text{ 通り}

実際は組に区別がないので、3つの組の名前の入れかえ 3!3!=6{}= 6 通りずつを同じものとみなします。人数が同じ組が3つあるので 3!3! で割って

16806\displaystyle \frac{1680}{6}=280 通り‾\displaystyle {}= \underline{280 \text{ 通り}}

(2) A\mathrm{A},B\mathrm{B} の組の残り1人を、ほかの 77 人から選ぶ方法は 77 通りです。残りの 66 人を 33 人ずつ区別のない2組に分ける方法は 6C32!\dfrac{{}_6\mathrm{C}_3}{2!}=10{}= 10 通りです。

7×10\displaystyle 7 \times 10=70 通り‾\displaystyle {}= \underline{70 \text{ 通り}}

A\mathrm{A},B\mathrm{B} の組は「A\mathrm{A} を含む組」として他の2組と区別できるので、この組の分だけ割る必要はありません。

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問10 ★★

東西に 66 区画、南北に 33 区画の碁盤の目の道がある街で、南西の角 A\mathrm{A} から北東の角 B\mathrm{B} まで最短の道順で行きます。A\mathrm{A} から東に 22 区画、北に 11 区画進んだ交差点を P\mathrm{P}、東に 44 区画、北に 22 区画進んだ交差点を Q\mathrm{Q} とします。(1) P\mathrm{P} を通る道順は何通りあるか求めなさい。(2) P\mathrm{P} を通り、Q\mathrm{Q} を通らない道順は何通りあるか求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 4545 通り (2) 1818 通り

解説

東へ1区画進むことを →\to、北へ1区画進むことを ↑\uparrow と書くと、最短の道順は →\to と ↑\uparrow の並べ方で決まります。

  • A\mathrm{A}→P{}\to \mathrm{P}:→\to 2個と ↑\uparrow 1個で 3C1{}_3\mathrm{C}_1=3{}= 3 通り
  • P\mathrm{P}→B{}\to \mathrm{B}:→\to 4個と ↑\uparrow 2個で 6C2{}_6\mathrm{C}_2=15{}= 15 通り
  • P\mathrm{P}→Q{}\to \mathrm{Q}:→\to 2個と ↑\uparrow 1個で 3C1{}_3\mathrm{C}_1=3{}= 3 通り
  • Q\mathrm{Q}→B{}\to \mathrm{B}:→\to 2個と ↑\uparrow 1個で 3C1{}_3\mathrm{C}_1=3{}= 3 通り

(1) 積の法則より 3×153 \times 15=45 通り‾{}= \underline{45 \text{ 通り}}

(2) P\mathrm{P} と Q\mathrm{Q} をどちらも通る道順は 3×3×33 \times 3 \times 3=27{}= 27 通りです。(1) からこれを除いて

45\displaystyle 45−27\displaystyle {}- 27=18 通り‾\displaystyle {}= \underline{18 \text{ 通り}}
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問11 ★★

男子 44 人と女子 33 人の合計 77 人が1列に並びます。(1) 女子どうしが隣り合わない並び方は何通りあるか求めなさい。(2) 両端が男子で、しかも女子どうしが隣り合わない並び方は何通りあるか求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 14401440 通り (2) 144144 通り

解説

(1) 先に男子 44 人を並べます(4!4!=24{}= 24 通り)。

∧ 男 ∧ 男 ∧ 男 ∧ 男 ∧\wedge\ \text{男}\ \wedge\ \text{男}\ \wedge\ \text{男}\ \wedge\ \text{男}\ \wedge

女子が隣り合わないためには、両端を含む 55 か所のすき間 ∧\wedge に、女子を1人ずつ入れればよいです。55 か所から 33 か所を選んで女子 33 人を並べる方法は 5P3{}_5\mathrm{P}_3=60{}= 60 通りです。

24×60\displaystyle 24 \times 60=1440 通り‾\displaystyle {}= \underline{1440 \text{ 通り}}

(2) 両端が男子なので、女子が入れるのは男子と男子の間の 33 か所だけです。この 33 か所に女子 33 人を1人ずつ並べる方法は 3!3!=6{}= 6 通りなので

24×6\displaystyle 24 \times 6=144 通り‾\displaystyle {}= \underline{144 \text{ 通り}}
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問12 ★★

ある問題を A\mathrm{A},B\mathrm{B},C\mathrm{C} の3人がそれぞれ1人で解きます。解ける確率はそれぞれ 23\dfrac{2}{3},34\dfrac{3}{4},12\dfrac{1}{2} で、3人が解けるかどうかは互いに影響しないものとします。(1) 少なくとも1人が解ける確率を求めなさい。(2) 2人以上が解ける確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 2324\dfrac{23}{24} (2) 1724\dfrac{17}{24}

解説

3人の結果は互いに影響しないので、それぞれの確率をかけて計算できます。解けない確率は A\mathrm{A} が 13\dfrac{1}{3}、B\mathrm{B} が 14\dfrac{1}{4}、C\mathrm{C} が 12\dfrac{1}{2} です。

(1) 余事象は「3人とも解けない」で、その確率は 13×14×12\dfrac{1}{3} \times \dfrac{1}{4} \times \dfrac{1}{2}=124{}= \dfrac{1}{24} です。よって 11−124{}- \dfrac{1}{24}=2324‾{}= \underline{\dfrac{23}{24}}

(2) 「3人とも解ける」「ちょうど2人が解ける」の場合に分けます。これらは互いに排反なので足せます。

  • 3人とも:23×34×12\dfrac{2}{3} \times \dfrac{3}{4} \times \dfrac{1}{2}=624{}= \dfrac{6}{24}
  • A\mathrm{A},B\mathrm{B} だけ:23×34×12\dfrac{2}{3} \times \dfrac{3}{4} \times \dfrac{1}{2}=624{}= \dfrac{6}{24}
  • A\mathrm{A},C\mathrm{C} だけ:23×14×12\dfrac{2}{3} \times \dfrac{1}{4} \times \dfrac{1}{2}=224{}= \dfrac{2}{24}
  • B\mathrm{B},C\mathrm{C} だけ:13×34×12\dfrac{1}{3} \times \dfrac{3}{4} \times \dfrac{1}{2}=324{}= \dfrac{3}{24}
6+6+2+324\displaystyle \frac{6 + 6 + 2 + 3}{24}=1724‾\displaystyle {}= \underline{\frac{17}{24}}
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問13 ★★

A\mathrm{A},B\mathrm{B} の2人が試合をくり返し、先に 22 勝したほうを優勝とします。1試合で A\mathrm{A} が勝つ確率は 12\dfrac{1}{2}、B\mathrm{B} が勝つ確率は 13\dfrac{1}{3}、引き分けの確率は 16\dfrac{1}{6} で、各試合の結果は互いに影響しないものとします。(1) ちょうど 33 試合目で A\mathrm{A} が優勝する確率を求めなさい。(2) ちょうど 44 試合目で A\mathrm{A} が優勝する確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 14\dfrac{1}{4} (2) 548\dfrac{5}{48}

解説

ちょうど nn 試合目で A\mathrm{A} が優勝するのは、「nn−1{}- 1 試合目までに A\mathrm{A} がちょうど 11 勝、B\mathrm{B} が 11 勝以下」で、「nn 試合目に A\mathrm{A} が勝つ」ときです。以下、勝ちを ○、負けを ×、引き分けを △ と書きます。

(1) 2試合目までの結果は、○ 1回と × 1回(並び方 22 通り)か、○ 1回と △ 1回(22 通り)です。

2×12×13\displaystyle 2 \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{3}+2×12×16\displaystyle {}+ 2 \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{6}=13\displaystyle {}= \frac{1}{3}+16\displaystyle {}+ \frac{1}{6}=12\displaystyle {}= \frac{1}{2}

3試合目に A\mathrm{A} が勝つので 12×12\dfrac{1}{2} \times \dfrac{1}{2}=14‾{}= \underline{\dfrac{1}{4}}

(2) 3試合目までの結果は、次の2つの場合で、これらは互いに排反です。

  • ○ 1回、× 1回、△ 1回:並び方 3!3!=6{}= 6 通りで 6×12×13×166 \times \dfrac{1}{2} \times \dfrac{1}{3} \times \dfrac{1}{6}=16{}= \dfrac{1}{6}
  • ○ 1回、△ 2回:並び方 33 通りで 3×12×(16)23 \times \dfrac{1}{2} \times \left(\dfrac{1}{6}\right)^2=124{}= \dfrac{1}{24}

合わせて 424\dfrac{4}{24}+124{}+ \dfrac{1}{24}=524{}= \dfrac{5}{24} です。4試合目に A\mathrm{A} が勝つので

524×12\displaystyle \frac{5}{24} \times \frac{1}{2}=548‾\displaystyle {}= \underline{\frac{5}{48}}
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問14 ★★

ある高校の生徒 200200 人のうち、電車で通学している生徒は 120120 人です。電車で通学している生徒のうち 40%40\% が運動部に入っており、運動部の生徒のうち 60%60\% が電車で通学しています。(1) 200200 人から1人を選ぶとき、その生徒が運動部である確率を求めなさい。(2) 電車で通学していない生徒の中から1人を選ぶとき、その生徒が運動部である確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 25\dfrac{2}{5} (2) 25\dfrac{2}{5}

解説

電車通学で運動部の生徒は 120×0.4120 \times 0.4=48{}= 48 人です。運動部の生徒を xx 人とすると 0.6x0.6x=48{}= 48 より xx=80{}= 80 です。これで表が埋まります。

運動部運動部でない計
電車48487272120120
電車でない32\mathbf{32}48488080
計80\mathbf{80}120120200200

(1) 80200\dfrac{80}{200}=25‾{}= \underline{\dfrac{2}{5}}

(2) 電車でない行の計 8080 人のうち、運動部は 3232 人なので 3280\dfrac{32}{80}=25‾{}= \underline{\dfrac{2}{5}}

電車通学の行でも 48120\dfrac{48}{120}=25{}= \dfrac{2}{5} です。この学校では、通学方法を知っても運動部である確率は変わりません。

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問15 ★★

ある製品は工場 A\mathrm{A} で全体の 60%60\%、工場 B\mathrm{B} で 40%40\% が作られています。工場 A\mathrm{A} の製品の 3%3\%、工場 B\mathrm{B} の製品の 2%2\% が不良品です。(1) 全製品から1個を取り出すとき、それが不良品である確率を求めなさい。(2) 取り出した1個が不良品であったとき、それが工場 A\mathrm{A} の製品である確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 13500\dfrac{13}{500} (2) 913\dfrac{9}{13}

解説

取り出した製品が工場 A\mathrm{A} の製品である事象を AA、不良品である事象を EE とします。P(A)P(A)=35{}= \dfrac{3}{5},PA(E)P_A(E)=3100{}= \dfrac{3}{100},P(A‾)P(\overline{A})=25{}= \dfrac{2}{5},PA‾(E)P_{\overline{A}}(E)=2100{}= \dfrac{2}{100} です。

(1) 乗法定理より

P(A∩E)\displaystyle P(A \cap E)=35×3100\displaystyle {}= \frac{3}{5} \times \frac{3}{100}=9500,\displaystyle {}= \frac{9}{500},P(A‾∩E)\displaystyle P(\overline{A} \cap E)=25×2100\displaystyle {}= \frac{2}{5} \times \frac{2}{100}=4500\displaystyle {}= \frac{4}{500}

2つは排反なので P(E)P(E)=9500{}= \dfrac{9}{500}+4500{}+ \dfrac{4}{500}=13500‾{}= \underline{\dfrac{13}{500}}

(2) 求める確率は PE(A)P_E(A) です。

PE(A)\displaystyle P_E(A)=P(A∩E)P(E)\displaystyle {}= \frac{P(A \cap E)}{P(E)}=9500÷13500\displaystyle {}= \frac{9}{500} \div \frac{13}{500}=913‾\displaystyle {}= \underline{\frac{9}{13}}

不良品にたどりつく道(99 と 44)の合計が分母になります。

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問16 ★★

袋の中に赤玉 22 個と白玉 33 個が入っています。この袋から玉を1個ずつ、元に戻さずに取り出し、赤玉を 22 個とも取り出した時点でやめます。取り出した玉の個数を XX とするとき、XX の期待値を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

44 個

解説

途中でやめても、5個すべてを取り出したと考えて玉の並び方を数えます。赤玉の位置の選び方は 5C2{}_5\mathrm{C}_2=10{}= 10 通りで、これらは同様に確からしいです。

XX=k{}= k となるのは、2個目の赤玉が kk 番目にあり、1個目の赤玉が 11 〜 kk−1{}- 1 番目のどこかにあるときなので kk−1{}- 1 通りです。XX のとりうる値は 22,33,44,55 です。

XX22334455計
確率110\dfrac{1}{10}210\dfrac{2}{10}310\dfrac{3}{10}410\dfrac{4}{10}11

分子の合計は 11+2{}+ 2+3{}+ 3+4{}+ 4=10{}= 10 です。

2×1+3×2+4×3+5×410\displaystyle \frac{2 \times 1 + 3 \times 2 + 4 \times 3 + 5 \times 4}{10}=4010\displaystyle {}= \frac{40}{10}=4 個‾\displaystyle {}= \underline{4 \text{ 個}}
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問17 ★★★

正方形 ABCD\mathrm{ABCD} の頂点 A\mathrm{A} に点 P\mathrm{P} があります。さいころを1回投げるごとに、P\mathrm{P} は出た目の数だけ A\mathrm{A}→B{}\to \mathrm{B}→C{}\to \mathrm{C}→D{}\to \mathrm{D}→A{}\to \mathrm{A}→⋯{}\to \cdots の向きに頂点を移動します。(1) さいころを 22 回投げたあと、P\mathrm{P} が A\mathrm{A} にある確率を求めなさい。(2) さいころを 33 回投げたあと、P\mathrm{P} が A\mathrm{A} にある確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 14\dfrac{1}{4} (2) 55216\dfrac{55}{216}

解説

P\mathrm{P} は4つ進むと A\mathrm{A} に戻るので、P\mathrm{P} が A\mathrm{A} にあるのは、出た目の和が 44 の倍数のときです。

(1) 目の出方は 3636 通りで、同様に確からしいです。和が 44,88,1212 になる出方は

  • 和 44:(1,3)(1, 3),(2,2)(2, 2),(3,1)(3, 1) の 33 通り
  • 和 88:(2,6)(2, 6),(3,5)(3, 5),(4,4)(4, 4),(5,3)(5, 3),(6,2)(6, 2) の 55 通り
  • 和 1212:(6,6)(6, 6) の 11 通り

合計 99 通りなので 936\dfrac{9}{36}=14‾{}= \underline{\dfrac{1}{4}}

(2) 目の出方は 216216 通りです。3回の和は 33 〜 1818 なので、和が 44,88,1212,1616 の場合を数えます。xx+y{}+ y+z{}+ z=s{}= s(11≦x,{}\leqq x, y,\ y, z\ z≦6{}\leqq 6)の解の個数を、1回目の目 xx で分けて数えると

  • 和 44:(1,1,2)(1, 1, 2) の並べかえで 33 通り
  • 和 88:xx=1{}= 1 のとき yy+z{}+ z=7{}= 7 で 66 通り、xx=2{}= 2 で 55 通り、xx=3{}= 3 で 44 通り、xx=4{}= 4 で 33 通り、xx=5{}= 5 で 22 通り、xx=6{}= 6 で 11 通り、合計 2121 通り
  • 和 1212:yy+z{}+ z=12{}= 12−x{}- x で、xx=1{}= 1 から順に 2,2, 3,\ 3, 4,\ 4, 5,\ 5, 6,\ 6, 5\ 5 通り、合計 2525 通り
  • 和 1616:(4,6,6)(4, 6, 6),(5,5,6)(5, 5, 6) の並べかえで 33+3{}+ 3=6{}= 6 通り

合計 33+21{}+ 21+25{}+ 25+6{}+ 6=55{}= 55 通りなので 55216‾\underline{\dfrac{55}{216}}

別解:2回目までに A\mathrm{A},B\mathrm{B},C\mathrm{C},D\mathrm{D} にある確率を出し、3回目にちょうど A\mathrm{A} に着く目の出方を数えても求められます。

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問18 ★★★

1個のさいころを 44 回投げます。(1) 出た目の最大値が 44 である確率を求めなさい。(2) 出た目の最大値が 44 で、最小値が 22 である確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 1751296\dfrac{175}{1296} (2) 25648\dfrac{25}{648}

解説

目の出方は 646^4=1296{}= 1296 通りで、これらは同様に確からしいです。

(1) 「最大値が 44」は「すべて 44 以下」から「すべて 33 以下」を除いたものです。

44−341296\displaystyle \frac{4^4 - 3^4}{1296}=256−811296\displaystyle {}= \frac{256 - 81}{1296}=1751296‾\displaystyle {}= \underline{\frac{175}{1296}}

(2) 4回とも 22 以上 44 以下で、22 と 44 がどちらも少なくとも1回出る場合です。目がすべて {2, 3, 4}\{2,\ 3,\ 4\} に入る出方 343^4=81{}= 81 通りを全体とし、

  • 22 が1回も出ない事象 AA:すべて {3, 4}\{3,\ 4\} で 242^4=16{}= 16 通り
  • 44 が1回も出ない事象 BB:すべて {2, 3}\{2,\ 3\} で 242^4=16{}= 16 通り
  • A∩BA \cap B:すべて 33 で 11 通り

とすると、n(A∪B)n(A \cup B)=16{}= 16+16{}+ 16−1{}- 1=31{}= 31 です。求める出方は 8181−31{}- 31=50{}= 50 通りなので

501296\displaystyle \frac{50}{1296}=25648‾\displaystyle {}= \underline{\frac{25}{648}}
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問19 ★★★

袋 A\mathrm{A} には赤玉 33 個と白玉 22 個、袋 B\mathrm{B} には赤玉 11 個と白玉 22 個が入っています。袋 A\mathrm{A} から玉を 22 個同時に取り出して袋 B\mathrm{B} に入れ、よく混ぜてから袋 B\mathrm{B} から玉を1個取り出します。(1) 袋 B\mathrm{B} から取り出した玉が赤玉である確率を求めなさい。(2) 袋 B\mathrm{B} から取り出した玉が赤玉であったとき、袋 A\mathrm{A} から移した 22 個が同じ色である確率を求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 1125\dfrac{11}{25} (2) 511\dfrac{5}{11}

解説

袋 A\mathrm{A} から 22 個を取り出す方法は 5C2{}_5\mathrm{C}_2=10{}= 10 通りで、同様に確からしいです。移す玉の色で場合を分けます。

移す2個確率移したあとの袋 B\mathrm{B}B\mathrm{B} から赤玉の確率積
赤2個3C210=310\dfrac{{}_3\mathrm{C}_2}{10} = \dfrac{3}{10}赤3・白235\dfrac{3}{5}950\dfrac{9}{50}
赤1個・白1個3×210=610\dfrac{3 \times 2}{10} = \dfrac{6}{10}赤2・白325\dfrac{2}{5}1250\dfrac{12}{50}
白2個2C210=110\dfrac{{}_2\mathrm{C}_2}{10} = \dfrac{1}{10}赤1・白415\dfrac{1}{5}150\dfrac{1}{50}

(1) 3つの場合は互いに排反なので、積の列を足して

9+12+150\displaystyle \frac{9 + 12 + 1}{50}=2250\displaystyle {}= \frac{22}{50}=1125‾\displaystyle {}= \underline{\frac{11}{25}}

(2) 赤玉を取り出したという結果にたどりつく道の合計 2250\dfrac{22}{50} が分母で、そのうち移した2個が同じ色(赤2個または白2個)の道は 9+150\dfrac{9 + 1}{50} です。

1050÷2250\displaystyle \frac{10}{50} \div \frac{22}{50}=1022\displaystyle {}= \frac{10}{22}=511‾\displaystyle {}= \underline{\frac{5}{11}}
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問20 ★★★

参加料を払って、次のゲームを1回行います。硬貨を表が出るまで投げ続け、kk 回目に初めて表が出たら 100×2k100 \times 2^k 円を受け取ります。ただし、硬貨を投げるのは最大 nn 回までとし、nn 回とも裏なら何も受け取れません。(1) nn=4{}= 4、参加料が 300300 円のとき、受け取る金額の期待値を求め、このゲームに参加するのが有利か不利かを確かめなさい。(2) 参加料が 750750 円のとき、受け取る金額の期待値が参加料より大きくなるような nn のうち、最小のものを求めなさい。

つまずいたときは:
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答え

(1) 期待値 400400 円で、参加料より大きいので有利 (2) nn=8{}= 8

解説

kk 回目に初めて表が出るのは、kk−1{}- 1 回続けて裏が出たあとに表が出るときです。各回の結果は互いに影響しないので、その確率は (12)k−1×12\left(\dfrac{1}{2}\right)^{k-1} \times \dfrac{1}{2}=12k{}= \dfrac{1}{2^k} です。

(1) nn=4{}= 4 のとき、受け取る金額の確率分布は次のとおりです。

金額(円)2002004004008008001600160000計
確率816\dfrac{8}{16}416\dfrac{4}{16}216\dfrac{2}{16}116\dfrac{1}{16}116\dfrac{1}{16}11

分子の合計は 88+4{}+ 4+2{}+ 2+1{}+ 1+1{}+ 1=16{}= 16 です。期待値は、金額と確率の分子の積を合計して 1616 で割ります。

200×8\displaystyle 200 \times 8+400×4\displaystyle {}+ 400 \times 4+800×2\displaystyle {}+ 800 \times 2+1600×1\displaystyle {}+ 1600 \times 1+0×1\displaystyle {}+ 0 \times 1=6400\displaystyle {}= 6400 640016\displaystyle \frac{6400}{16}=400\displaystyle {}= 400

期待値は 400 円‾\underline{400 \text{ 円}} で、参加料 300300 円より大きいので 有利‾\underline{\text{有利}} です。

(2) 最大 nn 回のとき、kk 回目に初めて表が出る場合の「金額 × 確率」は

100×2k×12k\displaystyle 100 \times 2^k \times \frac{1}{2^k}=100\displaystyle {}= 100

で、kk によらず 100100 です。kk=1,{}= 1, 2,\ 2, …,\ \ldots, n\ n の nn 個を足すので、期待値は 100n100n 円です(nn 回とも裏の場合は金額 00 で、期待値に加わりません)。

100n100n>750{}> 750 より nn>7.5{}> 7.5 なので、最小の nn は n=8‾\underline{n = 8} です。

nn=7{}= 7 では期待値 700700 円で参加料に届かず、nn=8{}= 8 で 800800 円になります。

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